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Flores Sea kayak trip インドネシア フロレス島シーカヤック旅行記3

 7月4日、今日が二日目。昨夜はメッシュテントのおかげで涼しい夜を過ごせた。朝方は寒いくらいで、ウォームアップシーツを使うくらいだった。webの天気情報によると23℃くらいだ。昨夜は8時半くらいに寝て起床は5時半なので、睡眠時間は9時間くらい。睡眠は十分に取ったが、久しぶりのカヤックなので腰が疲れている。肩、腕は問題無し。日が出て明るくなるった6時くらいから朝食の用意をする。朝は基本的にラーメンである。一時帰国の際に調達した日本のカップヌードルの中身だけのやつ。最近これが流行りらしいが、容器がなくコンパクトなのでキャンプには最適だ。
 午後からは風が強くなるのが普通なので早立ちをするつもりだったが、朝食を済ませて荷物を片付けて準備が完了したのが7時45分くらい、2時間弱か、かなり時間がかかった。早速出発。

 朝は風がなく鏡のような穏やかな海。快調に進む。今日は大きな半島越えである。その手前は小さな湾が連続するので、ショートカットして半島の根元まで一気に進むことにする。途中で微妙に左に舵が取られる、というか艇が左に曲がることに気がついた。スケッグの取付のチェックをするのを忘れていたことに気がついた。僕のWisperは初期型のノーマルタイプなのでラダーは付いていない。代わりにスケッグが付いているのだが、左右のガンネルからテープで引っ張って固定するようになっているので、気をつけないと斜めに取り付けてしまうこともある。また緩んでズレることもある。出艇前にはいつもチェックするのだが、今回すっかり忘れてしまった。左に曲がるのでスイープを入れながら漕ぎ進む。

2ラーメン
チキンラーメン

1荷物
荷物。毎日この荷物を出し入れしないといけない。けっこう面倒

3出艇
出艇直前

4穏やかな海
穏やかな海

 すぐに釣船に出会う。おじさんが一人で釣りをしている。何が釣れるのと聞くと魚の名前を教えてくれたがメモを取っていないので忘れてしまった。今回忘れた装備のひとつがメモを取るための防水ノート。最近Samsung Note5を使うようになってからメモを持ち歩かなくなっていたので、つい忘れてしまった。海上でNote5を出すわけにはいかないので、のちのち苦労することになる、というかせっかく地元の人からいろいろ教えてもらっても、メモを取っていないからすぐ忘れてしまうので、記録に残っていないのです。もったいない。

6漁師
こんな手漕ぎの小舟がけっこうたくさん漁に出ている。竿はなく釣り糸のみ

5魚
釣った魚、自分で食べる分だけか

 岸が近づいてきた。途中からうねりが出てきたので波を避けようと思いながら、上陸地を探す。沖にマングローブが生えていてその裏側に小さな集落があるのを発見。船も何隻か止まっている。マングローブが防波堤代わりになって波を遮っているようだ。ちょうど良いのでここで上陸して一休み。出発から7km。
 小さな浜には数件の家がある。どうも裏側の高台にはもっと大きな集落があるようだ。家の外で洗濯しているおばさんがいる。興味深そうにこちらを見ている。多分、シーカヤックを見るのは初めてだろう。興味を持つのは不思議じゃない。おばさんの視線を気にしつつも、行動食を食べながら休憩する。行動食はMaumereで調達したビスケットなどのお菓子。

7休憩
休憩場所

8休憩

9家
家、こんな木の家が一般的

 休憩が終わって再出発。すでにうねりが大きくなっている。大きな半島が突き出ているので、今日のコースは要注意と思っていたが、リーフがいたるところにあり、大きな波が立っている。リーフは複雑に入り組んでいるので、それを避けながら進む。うねりが大きいのでリーフにうねりが入るとドカンと大波になっているようだ。うーむなかなか迫力がある。東風も強くなってきた。岬(Tanjung Watunamu)を大きく沖から回り込むことにする。うねりが大きいせいか、まわりに漁をする小舟がいなくなった。ちょっと寂しい雰囲気。ひとり孤独に漕ぎ進む。浜は大きな波が立っているので上陸もしんどいのでどんどん進むことにする。うねりに乗って上ったり下がったり、船酔いしそうだ。うねりのピッチが大きい。まるで外洋の雰囲気だ。幸い風はそれほど強くなく白波は立っていないので、緊張感はそれほどないが、Floresでこんな海は想像していなかった。陸の山は木立がなく草原が広がっている。うねりもあってワイルドな雰囲気だ。

10再出発

11岬
Tanjung Watumanu、Tanjungはインドネシア語で岬

13岬

12岬を回った
Tanjung Watumanuを回ったところ

14岬

18波
岸壁にぶつかって砕ける波

 休憩もできないので、どんどん進む。小さな湾があるが全部ショートカット。休憩地点から約16kmの地点で半島をちょうど回り込んだ裏側に入る。波が急に低くなる。おお、やっと上陸して休憩ができる。すぐにきれいな白浜を見つけたので上陸。うーむ、白い浜。やっと南国気分になってきた。沖合にサンゴもあったので、ちょっとシュノーケリングをしてみるが、残念ながらサンゴはない。魚もいない。藻だけ。

17休憩
休憩のため上陸

16蛇
海蛇?

 ちょっと休んで出発。本日の航行距離はすでに23km。予定では26kmなので、そろそろ泊まる場所を探さなければ。幸い休憩した浜からすぐそばに同じような白浜を発見。近くでよく見ると小屋らしきものもあり、そのまわりは広場が広がっている。ようし、ここに決定。小屋は誰も使っていないようで荒れている。最初は小屋のそばにしようと思ったが、風情がないので、ちょっと離れた木立の中にテントを張ることにする。大きな木がシェルターのように空を遮ってくれるので日陰になっておりちょうどいい感じ。でも実はこれが後で失敗とわかる。

20浜
念願の白浜

21テント
テント場

 まだ3時前なので、今日は時間がたっぷりある。浜辺で泳いだりのんびり遊んで過ごす。夕方干潮で沖合に岩場が出て来るようになったころ、子供たちがたくさん西の方からやってきた。みんな手に大型ナイフやバケツを持っている。僕にすぐ気がついたようで数人やってくる。カヤックを見つけて興味津々。Maumereからこれに乗ってきたと説明すると、みんな次々に質問してくる。何でできているの? 重さは? 値段は? エンジンはないの? 小学生から中学生くらいのようだ。こちらから逆に浜で何してるのかと聞くと、貝を採っているらしい。食べるのかと聞くと、美味しいよ、だけど今日はあまり採れない。いつもだとバケツにいっぱいになる。らしい。貝の名前も聞いたがメモしていなかったので忘れてしまった。ここから2kmくらい離れた集落に住んでいるようだ。30分くらい話しているとそろそろ夕方になってきたので、食事の準備など始めたいのだが、子供たちが離してくれない。うーむ、面倒だなと思っていると、突然リーダーらしき子供が、貝を取らなきゃ、じゃあさよならと言って、みんな引き上げて行った。おお、助かった。

24子供
子供たち

25貝
子供たちのバケツの中、この貝を採っている

22ヒトデ
23うに
目の前の海で撮った写真。ヒトデとうにだけ

26夕日
海なので夕日がきれい

 食事を済ませてすっかり暗くなった頃、今度はライトを持った大人たちがぞろぞろやってきた。僕に気がつかなかったのか、そのまま海に入っていった。何を採っているのかわからないが、(さっきの貝?)、意外と賑やかなキャンプサイトだ。

 大人たちも帰ったし、夜も更けたので寝ようと思ったのだが、風通しが悪くてテントの中が暑い。寝ていると額から汗が垂れてくる。大きな木の枝が傘のように下まで垂れており、巨大なドームのようになっているので風が通らないようだ。しょうがないのでタープを片側を外してみる。多少風が通るようになったので、なんとか寝ることができた。

テント
タープをたたんだところ、タープがあると風通しが悪くなる。天気がいい時には必要ないな

map2_20160724185603af5.jpg
本日の航行距離26km



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pahoehoe

Author:pahoehoe
ブログのタイトルpahoehoeとはハワイ語で滑らかな溶岩を指す。溶岩洞窟の調査で訪れたハワイ島で水飴のように流れる溶岩を見て衝撃を受けた。また、パホエホエという語呂が好きなのでハンドル名によく使用している。
本名:山西敏光
居住地:島根県松江市
出身地:広島県広島市
特技:ドジョウすくい
モットー:死ぬ気で遊べ!
家族:妻、子(二人)

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