帯状疱疹ヘルペス?
2、3日前から首の後ろがちょっとチクチクして痛いなあと感じていた。土曜日に自転車に乗ったとき、結構日差しが強かったので、日焼けでもしたかなと思っていたら、今朝、鏡で首の後ろを見てみたら、なんと帯状に真っ赤に腫れているではないか、かぶれによく似た症状だったので、たぶん何かの木でかぶれたんだろう、しかし、変な木のそばに行った記憶はないし、変だなあと思っていた。
病院に行くほどでもないと思って、会社の医務室で医師や看護士に見てもらったら、Herpes(ヘルプスと彼女らは発音する)に間違いないと言う。Herpes?インターネットで調べると、読んでそのままヘルペスだと分かった。ヘルペスにはいろいろ症状があり、僕の症状から判断すると帯状疱疹だと思われる。医務室で薬の処方箋を書いてくれたので、薬屋に行って薬を買ってきた。一応念のためにネットで薬名を調べたら、問題なくヘルペス用だった。(新しい薬を買った時には一応チェックしている)そんなにひどい病気ではなく、薬を飲めば普通に直るらしいが、完全に直るまで3週間くらいかかるらしい。
原因は幼少の頃にかかった水疱瘡(みずぼうそう)のヘルペスウイルスが、通常は神経の中に潜んでいるだけで何も悪さをしないのだが、ストレスや病気、加齢などで免疫力が低下すると、再び活動を始めて、発症するらしい。このウイルスは一生消えることはないらしい。
ということは、僕は免疫力が低下してると言うことか、原因はストレスかなあ? 何かよくわからないが、結構痛い。服が触れたときはもちろん、横を向いて首をひねっても皮がよじれて痛いのだ。まあ以前の手足口病ほどではないけど、なぜかインドネシアに来てから、変な病気によくかかるなあ。
家に帰ると、メイドが僕の首を見るなり
「ミスターもヘルペスですか、私も先日からかかってしまい、腰に出たので痛くて夜眠れないんですよ」とメイド。
「へえぇ、それは奇遇だねえ」と僕。
「イナ(うちの元メイド)の旦那さんも最近ヘルペスが顔に出て、こんなになって大変だそうですよ(手で顔が膨れている様子を説明)」とメイド。
「へえぇ、ひょっとして今、流行ってるの?」と僕。
「そうですよ。雨季に入るとかりやすいですよ。雨季は身体に良くないですからね」とメイド。
雨季がどう身体に良くないんだ?と疑問は生じたが、ちょっと興味がわいたので、情報収集をしてみることにした。次の日に運転手に聞いてみると、彼も16歳の時に腕に出たことがあるらしい。会社でスタッフに聞くと、結構かかったことがある者がいる。しかも、みんな10代、20代のころにかかっているらしい。
うーむ、かなり変だぞ。日本のインターネット情報によると、帯状疱疹ヘルペスは、免疫力の低下が主な原因であり、身体の弱った高齢者によく見られる病気で、50歳くらいから急に増えるらしい。しかし、インドネシアでは若い者も普通にかかっているようだ。インドネシア人の免疫力は低いのだろうか? それとも違う種類のウイルスなのか? しかし、ひょっとして昔の日本、栄養状態の悪かった頃は、若者も普通にかかっていたかもしれない。
うーむ、不思議だ。誰かこの違いを研究している人はいないかな?

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