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2010年の正月はバリで

ブログ読者の皆さん
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

 さて、2010年の正月は家族一緒にバリで迎えた。バリは2回目だが、今回はスマランで普段出来ないようなショッピングが中心だった。泊まったホテルはPadma Resort Bali 名前はあまり聞いたことがないが★が四つの高級ホテルだ。しかし、このホテルが曲者だった。ホテルの宿泊を申し込んだのはEXPEDIA エクスペディアというネットの旅行代理店だが、ホテルの料金詳細に、「大晦日の晩にガラディナーという特別のディナーが有り、ホテル宿泊の際に別途料金が必要です。宿泊者全員強制参加。」と書いてあったが、肝心の値段が書いてなかった。ホテルのホームページを見ても見つからなかったので、まあ、ディナー1回分くらいなら別に払ってもいいかと思って確認しないままでいた。
 ところが、ホテルでチェックインする時の説明で、ガラディナーは大人一人150USD、子供は半額の75USD、合計375USD掛かります。と言われてビックリした。ホテルの1泊料金270USDより高いじゃないか。おまけに料金を教えてくれる時に、正式な値段表でも請求書でもなく、小さなメモ用紙に値段を手書きで書いたものを見せてくれるだけ。まるで日本の飲み屋の勘定を支払う時と同じ感じ。どこか遠まわしに、こんなに高いんですけどいいですよね、お客さん、と言いような後ろめたそうな雰囲気があり、いかにも怪しい請求方法だった。
 不正な雰囲気がプンプンだったので、こんな法外なディナー料金は払えないと係員に文句を言ったら、規定で決まっているので払ってください。と言うばかりで話が進まない。インドネシア語と英語の交渉では埒が明かないと向こうも思ったようで、すぐに日本人のスタッフを連れてきた。しかし、その人の話も他のスタッフと同じで、大晦日の晩に泊まるお客は全員ガラディナー料金を払ってもらう規定になっている。申込書にも書いてあるというだけ。日本人のスタッフまで言うのだから確かに値段は規定料金なのだろう。しかし宿泊申込書にはディナーのことは書いてあるけど、値段は書いていなかった。ホテルの話しによると、旅行代理店にはディナー料金を知らせていたけど、代理店がそれを明記するのを怠っていたと言うことらしい。だからホテルはミスをしていない、料金を払えということだ。
 しかし、事前に値段を知らされていない以上、正式な契約はまだ成立していないと思う。値段を知った今の自分の考えは、この料金は高いと思うので払いたくない。払うのが規定なら、キャンセルしたい。と言った。ホテル側はキャンセルするのなら規定どおり、当日キャンセルとして二日分の宿泊料は頂くと言う。
 こっちは、そんな馬鹿な。値段を提示されていない以上、まだ契約は成立していない。しかがってキャンセル料は発生しないはずだと言ってやった。もしキャンセル料が欲しいのなら、値段を提示する義務を果たしていなかった旅行代理店からもらってくれとさらに言った。
 こんな感じで交渉を続けるうちに、結局、今回の問題は値段を事前に提示しなかったエクスペディアに責任があると言う話に落ち着き、ホテルがエクスペディア(シンガポール)に電話して交渉を始めたが、エクスペディアも自らの非を認めないので、話が進まない。僕の選択肢は375USDをおとなしく払うか、キャンセル料を払ってキャンセルするかどちらかに追い込まれてしまった。しかし僕は375USDもキャンセル料も払う必要なないと考えていたので、妥協はしたくなかった。
 ホテルと旅行代理店を交えての交渉は、ロビーのソファーで果てしなく続いた。その間、妻と子供は予定があったので、町に出かけてしまった。3時間後に戻って来たが、まだ決着が付かなかった。妻と子供も、375USD払ってまで泊まりたくない。最悪キャンセルになってもいい。宿もまだロスメン(安宿)なら空きがあるはずだ。と応援してくれるので、僕もいつまでもここで踏ん張るぞと粘った。
 交渉しながら、落としどころをどこにするか考えていた。ホテルがガラディナーなしに妥協してくれるのが最善であるが、だめなら、全てをキャンセルして別の宿に移り、キャンセル料は代理店と交渉する。代理店との交渉がうまく行かなければ、幸いなことにカード決済なので、カード会社に不当取引として引き落としをとめてもらおうように交渉しようと考えていた。しかし、このまま交渉が長引けば、別の宿に移るのが難しくなる。何時まで頑張れるか。次の宿の手配を先にして家族だけこっそりそちらに移すか。時計を気にしながら交渉を続けた。
 交渉開始後すでに4時間以上経過した17時過ぎに、ついにホテル側が折れた。ガラディナーの料金は旅行代理店と交渉するので、お客様は払わなくていいです。と。

はぁ、交渉には成功したけど、長時間の激戦となったので本当に疲れた。
あとでガラディナーのことをネットで調べてみて今回の問題の全容がやっとわかった。

1.東南アジアの観光地のホテル(特に高級ホテル)では、大晦日、クリスマスの晩にガラディナーと称する宿泊者全員参加のディナーを開くのが一般的であり、宿泊料とは別にディナー料金が強制的に徴収される。料金もかなり高額なことが多く、ビュッフェ形式が普通なので、あまりお得でないことが多い。ホテルにとって年末年始の重要な利益源の一つとなっている。

2.ガラディナー料金は事前に明示するのが当然であり、普通はそうなっている。後から調べたらホテルのホームページにも分かりにくい場所ではあるが、記載はあった。ホテル側も積極的に明示はしていないので注意が必要。

3.料金をきちんと提示していない代理店を利用してしまったのは我々のミスである。トラブルになる可能性が高いので、今後はこの業者は使わないことはもちろん、他でも注意する。

 あと、今回の手配をしたのは妻だったが、妻も料金がわからないのが不安だったようで、何回か僕に大丈夫かなあと聞いてきたのだが、面倒だったので、ディナー1回分くらいいいよと軽く答えていた。深く考えていなかったのも原因の一つである。

 ガラディナーではトラブルがあったけど、ホテルそのものは、施設も従業員の対応も素晴らしかった。クリスマスと大晦日を外せば、また泊まってもいいなと思わせる良いホテルだった。
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エクスペディア。昔はよく使ってました。
まあリヨンでパリの翌日の宿を予約して、ホテルに行ったら、予約入っていなくてと思ったら、話をしているさなかに、予約情報のFAXがホテルに届いたたなんてこともありましたけどね。
 当時のエクスペディアは英語だけだったけど、今は日本語もあって楽になってるんですね。逆にその辺が問題なのかなあ。

Re: タイトルなし

僕はエクスペディアのことは知らなかったので、いい加減なサイトだなと思っていたけど、後で調べると結構有名なサイトらしいですね。他のサイトより値段が安いことも多いし、あまりトラブルもないらしい。しかし、日本の担当は最低ですね。シンガポールのアジア本部から指示されているのか、うちには非がないの一点張り。ホテルがエクスペディアにガラディナーの価格が抜けていると事前にクレームを入れて、英語版には追加されたらしいけど、日本語版は抜けたまま。海外のサイトの日本語版は信用しない方がいいかも。

> エクスペディア。昔はよく使ってました。
> まあリヨンでパリの翌日の宿を予約して、ホテルに行ったら、予約入っていなくてと思ったら、話をしているさなかに、予約情報のFAXがホテルに届いたたなんてこともありましたけどね。
>  当時のエクスペディアは英語だけだったけど、今は日本語もあって楽になってるんですね。逆にその辺が問題なのかなあ。
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ブログのタイトルpahoehoeとはハワイ語で滑らかな溶岩を指す。溶岩洞窟の調査で訪れたハワイ島で水飴のように流れる溶岩を見て衝撃を受けた。また、パホエホエという語呂が好きなのでハンドル名によく使用している。
本名:山西敏光
居住地:島根県松江市
出身地:広島県広島市
特技:ドジョウすくい
モットー:死ぬ気で遊べ!
家族:妻、子(二人)

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