FC2ブログ

ロンボク島レポートその3(Pelangan Barat編)

 今回の旅行は、シーカヤックとシュノーケリングを目的にしていたため、ロンボク島(Lombok)の中で条件のよさそうなところを2ヶ所見つけ出した。ひとつはロンボク島の南西部にあるバリ島方向に伸びた半島の北側海岸地域(Pelangan Barat プランガンバラット周辺)。ここは小さな島が点在しており、また半島がインド洋のうねりを防いでくれるので、あまり荒れることがなく静かなカヤックの旅が出来そうだと思ってここにした。もうひとつはロンボク島北西に浮かぶギリ三島。Gili Trawanganギリ・テゥラワンガン, Gili Menoギリ・メノ, Gili Airギリ・アイルという三つの小さな島が東西に並んでいる。ここは白いビーチとサンゴ礁がきれいなことで有名な観光地だ。こちらはシュノーケリングをメインに考えて、それぞれ5泊、全工程11日間の予定を立てた。

 まず最初は南西半島に向かった。9月17日の朝から家を出発し、飛行機でSemarangからSurabayaを経由してLombokの中心都市Mataramの空港に着いたのが夕方5時半くらい。空港からタクシーであらかじめ電話で予約を入れていたSekotong Indah Hotelに向かう(タクシーの料金はRp220,000)。このホテルは地球の歩き方、LonelyPlanetに載っていた。Mataramから1時間半あまりかかってホテルの周辺に着いたが、肝心のホテルが見つからない。タクシーの運転手が通行人に何度か質問してやっとホテルを見つけたが、明かりはついているけどホテルには誰もいない。食堂も汚く荒れており営業している雰囲気がまるでない。電話を掛けても通じないので、誰か関係者がいないかとホテル周辺を運転手と一緒に探し回ったところ、近所の民家でホテルの守衛をしているという人を見つけた。彼にホテルの従業員らしき人物を呼んでもらって話をしてみたところ、ホテルはいま営業していない、泊めるのは可能だが食事を用意することができない。それでいいかと聞いてきた。こっちは1ヶ月前に電話で予約して食事もOKだと確認済みだぞと言ったが、彼はダメなものはダメなんだと開き直るだけ。はあ~、初日からトラブルかと思いながらも、じゃあこの近くに他にホテルはないのかと聞いたら、この先、西の方にBola Bolaというのがあると言うので、だいたいの場所とここからの距離を確認して、そっちに行ってみることにした。このとき既に時間は夜の7時半。街灯がなく暗い田舎の風景が不安を誘う。
 もし次がダメだったら今夜はひとまずMataramに戻ってホテルを探すしかないなと考えながら30分くらい走ったら、道路の右側にBola Bola Paradisという名のホテル(コテージ)を見つけた。受付で今日から5日間宿泊できるかと確認すると、問題ないと言う。ああ、助かった。夜中見通しが悪い中、一生懸命ホテルを捜してくれたタクシーの運転手にチップを弾んだ。親切な運転手に当たって本当に助かった。部屋の料金は施設によって何種類かに分かれていたが、天井ファンつき、冷水シャワー、ツインベットの一番安い部屋、Rp275,000にした。レストランが完備しており、食事は別料金である。 
 次の宿がすぐに見つかって助かったが、一瞬ヒヤッとした。オーストラリアでも似たようなことはあったし、この程度のトラブルはまあしょうがないかな。最近は多少のトラブルでは怒ることもなくなった。多様性の国インドネシアは何事もピンからキリまでいろいろある。何が起きても不思議ではないのだ。
 ちなみに「多様性の国インドネシア」は最近気に入っている言葉のひとつ。インドネシアを説明する時によく使われる言葉で、前はピンとこなかったが、最近、しみじみと実感することが多い。

 翌日からさっそくシーカヤックで周辺を散歩してみた。今回持ってきたのはFeathercraftフェザークラフトのWisperウィスパーである。本体重量15kg。全長4.75mのシーカヤックとしては相当軽い。パドルやPFDなどの装備を合計しても20kgほど。飛行機のエコノミークラスの預け荷物の制限重量に収まるので今回の旅のように飛行機で移動する時にとても助かる。
 初日なので、まずは海の様子を探ることから始める。ホテルの目の前にGili Gede(ギリ・グデ)という島があり、そこに渡ることにした。島の西側に沿って北上する。島の周囲はきれいな砂浜が広がっており、ところどころに小さな集落がある。ジャワ島と違って人口密度が低いのか、人影もほとんど見かけず静かな島だ。時々シュノーケリングをしながら北上を続けたが、途中から徐々に南風が強くなってきて、北端手前の岬についた頃にはすでに白波が現れ始めていたので、引き返すことにする。風は真南から吹き完全に逆風なので、パドリングがしんどい。島沿いに進んでいるうちはまだましであったが、島を離れてホテルの前の湾内に入ったら、南風がさらに厳しくなってきた。海面全体が白波に覆われている。内海で波はあまり高くなくピッチの小さな波なので危険性はあまり感じなかったが、久しぶりのカヤックで筋肉もすっかりなえていたので腕がすぐにパンパンとなる。そんな中エッチラオッチラと漕ぎ続けやっとホテルの浜に到着した。
 宿の従業員に聞くと、雨季に入り初めなのでインド洋からの南風が強いらしい。うーむ、地形的に風はそんなに強くならないだろうと読んでいたのだが、予想が外れてちょっとがっかり。こんなに風が強いんなら優雅にカヤックでアイランドトリップどころではなくなるなあ。
(つづく)


indonesia map

lombok map

コテージの外観
円筒形の建物の中は4部屋に分かれている
P1010138.jpg

部屋の中
P1010242.jpg

わりときれい
P1010243.jpg

ホテルの目の前の海から漕ぎ出す
P1010141.jpg

Gili Gedeの南端の岬の先端に水上ハウスがあった。
P1010156.jpg

住人らしき人が上がってこいと呼びかけて来た
P1010160.jpg

水上ハウスにいたのはハワイ出身のアメリカ人Mick Malone夫妻
普段はバリに住んでいるらしい。休暇でロンボクに来ているそうだ。
P1010157.jpg

Gili Gede西海岸
P1010183.jpg

浜が続く。まだ風はない。平和な海
P1010185.jpg

ホテルの前の海で潜ってみた
P1010212.jpg

P1010232_20090930225902.jpg
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

pahoehoe

Author:pahoehoe
ブログのタイトルpahoehoeとはハワイ語で滑らかな溶岩を指す。溶岩洞窟の調査で訪れたハワイ島で水飴のように流れる溶岩を見て衝撃を受けた。また、パホエホエという語呂が好きなのでハンドル名によく使用している。
本名:山西敏光
居住地:島根県松江市
出身地:広島県広島市
特技:ドジョウすくい
モットー:死ぬ気で遊べ!
家族:妻、子(二人)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる