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ジャカルタの洪水

 ちょっと前の話になるけど、1月にジャカルタで大洪水に遭遇してしまった。今年の雨期は雨が多く、洪水が何度か発生していたのだが、たまたまの出張でもろに当たってしまったのだ。といっても話には裏があり、実は前の日の夕方にちゃんと飛行機でスマランに帰っていれば、こういう不運に当たることもなかったのだが。
 夕方、仕事が終わって無事空港に戻ってきて待合室で飛行機を待っていたのだが、本を読むのに夢中になっていてふと気がつくとボーディングタイムを30分くらい過ぎていた。このくらいの遅れはよくあるので、別段気にせずにそのまま本を読み続けた。しかし45分くらいになっても何もアナウンスがないので、ちょっとおかしいな。普通ならアナウンスくらいあるよなと思い、係員に聞いてみたところ、待合所を間違えていますよ。とのこと、えっ、それはまずい。急いで教えてもらった正しい場所に行っだが、そこ係員は「もう出発してしまいました」と言う。えっ、ちゃんとチェックインしたのに、どういうことだと係員に怒ったけど、係員はお客さんが間違えたのでしょうがありませんというだけ。最終便がまだあるので、そちらにチェックインはまだ間に合うはずです。というので、係員とけんかしてもしょうがない、急いでカウンターに行った。が、結局、カウンターでは時間切れ。翌日のチケットを買うしかなかった。
 チケットは押さえたので、次はホテルだ。チケットは翌日の12時くらいの便しか取れず、時間がたっぷりあるので、高い空港ホテルではなく、ジャカルタ市内のもっと安いホテルにすることにした。空港のホテル手配所でSanno Hotelを紹介された。三ツ星で350,000ルピアくらい。初めて聞くホテルだが、往復タクシー代を入れてもこっちのほうが安いし、時間もたっぷりあるので時間つぶしも出来るなと思ってここに決めた。
 ホテルは意外と規模が大きく、外見はしっかりしているが年季が入ってる。古いから料金が安いのだろう。部屋の設備もまあまあ、料金を考えると全く問題ない。出張のときはここを使おうかなと一瞬考えたくらいだ。
 さて、夜はそのまま寝て、翌朝起きると、外は大雨。こりゃあ、ホテルでのんびりしていたら洪水で空港に戻れなくなるかもしれない。急いで出発だ。食堂でしょぼい朝飯を食べていたら、突然停電。ジェネレーターもホテルにはないようで、真っ暗のまま。エレベーターも止まっている。15分くらい待っても停電はなおる気配がないので、階段を使って部屋に戻って、チェックアウトすることにした。しかしこのホテルの廊下には窓がない。2階まではロビーからの明かりが届いていたのでなんとかなったが、それ以上は無理だ。しょうがないロビーに引き返そうと思ったその時、携帯電話を明かり代わりにして係員が上から降りてきた。彼に付き添ってもらって5階の部屋までなんとか戻ることが出来た。ドアの電子ロックも停電でもちゃんと動いた。バッテリー内蔵のようだ。素晴らしい。
 荷物を整理して、今度は自分の携帯を明かりにしてなんとかロビーに戻りチェックアウト完了。しかしすでにホテルの周りの道路は完全に冠水しており、タクシーは呼ぶことが出来ない。しかし親切にもホテルの車を出してくれることになった。係員にバンジル(洪水のこと)なので運転手にチップをはずんで下さいと言われて出発。
 しかしバンジルは予想以上に激しい。タイヤは半分くらい水につかっている。道路一面バンジルだ。おまけに渋滞でノロノロ運転。ホテルから高速までほんのわずかなのだが、なかなかたどり着けない。水も深くなってくる。ついに車内に浸水してきた。僕は足を上にあげてなんとか靴がぬれずにすんだけど、運転手は? と見てみるとすでに裸足になって運転していた。運転手は僕の方を振り向き、こんな状態なのでチップをはずんでくれと頼んでくる。僕は大丈夫だから、このまま突っ込んでくれと頼む。しかし、内心、こんな深い水で車がエンコしたら最悪だなと心配になってくる。マフラーも完全に水没して、排気ガスが水中からボコボコ泡になって出てくる。こりゃあ、いつ止まってもおかしくない状態だ。しかし相変わらずの渋滞でノロノロしか進まない。道路の左右には水没して放棄されたような車が出てくる。これは駄目かも、と半分あきらめ始めたが、運転手はまだまだ大丈夫と突っ込んでいく。ホテルを出て2時間くらいたって、やっと高速の入り口が見えてきた。しかしその手前に深い水場が現れる。最後の難関か? しかし相変わらず車内浸水した状態でなんとか突破。いやあ、助かった。高速に乗ってしまえばあとは大丈夫とほっとした。しかし高速も渋滞続き、なんと高速の途中もバンジルだったのだ。しかし、先ほどの床上浸水するほどではなく、なんとか無事通過。結局ホテルから3時間近くかかったけど、飛行機にもちゃんと間に合った。やれやれ。

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ついに車内に水が侵入してきた

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高速もバンジル(洪水)


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マレーシアのこと

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月の第1週に仕事でマレーシアに行ってきました。マレーシアに行くのは初めてだったけど、インドネシアの隣だし、人種は同じマレー系でイスラム教徒が主流を占めているので、同じような雰囲気の国かと漫然と思っていたけど、行ってみてビックリ。まるで違う国でした。
 何が違うかというと、まず街の雰囲気が整然としていること。バイクも少ないないし、道もきれい。渋滞も朝夕は結構激しいというが、ジャカルタとは比較にならないほど少ない。なにより渋滞中も車線もきちんと守っている。非常にお行儀がいいのだ。
 一番の違いは道端に屋台やバイクや車が止まっていないこと。意味もなくブラブラしている人もほとんどいない。全体の先進国の雰囲気に近い。これに比べるとインドネシアは明らかに後進国だ。とくにスマランなど地方都市では町中からいかがわしさがぷんぷんしている(実際は危険なことはあまりないのだが)。
 マレーシアはリタイアした日本人が海外居住する国として人気らしいけど、なるほど、これなら大丈夫だなと納得した。

 Kuala LumpurからIpohという地方都市まで2時間半の電車移動したのだが、電車のきれいさ、乗り心地など日本とほとんど変わらないくらい快適だった。駅の案内板、切符の購入、時刻表、係員の説明などもしっかりしており、外国人の観光客にもハードルが低い。前にシンガポールからタイまで電車の旅をしようかと考えたことがあったが、幼児を連れてはしんどいかなと思ってやめたことがあったけど、これなら問題ないかな。今度行ってみよう。

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pahoehoe

Author:pahoehoe
ブログのタイトルpahoehoeとはハワイ語で滑らかな溶岩を指す。溶岩洞窟の調査で訪れたハワイ島で水飴のように流れる溶岩を見て衝撃を受けた。また、パホエホエという語呂が好きなのでハンドル名によく使用している。
本名:山西敏光
居住地:島根県松江市
出身地:広島県広島市
特技:ドジョウすくい
モットー:死ぬ気で遊べ!
家族:妻、子(二人)

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